食のバリアフリーを目指して 野菜料理研究家 庄司いずみ✖️Frembassy代表 播太樹

庄司いずみ 播

ファミレスでも、コンビニでもベジタリアンが安心して食べられるようになるのが夢
そう語る料理研究家の庄司いずみ先生。

食のバリアフリーを目指す、訪日外国人と日本を繋ぐFrembassyを立ち上げた社長 播太樹(はりたいき)さん。

お二人はこれからの未来創造に意気投合。
これから一体どんな未来が築けるのか、どんな未来を創り出していけるのか・・・お二人のお話をレポートします!

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食のバリアフリーを目指すために、私たちが出来ることは?

ベジウェル

ベジウェルを運営する株式会社フレンバシーの播社長


ー播太樹社長(以下播社長)
海外からの旅行者に関わる仕事をしていた頃に、ベジタリアンの外国人の方が、食べ物に深刻に困っているのをみて、安心して食べられるような仕組みを作りたいと思ったのがきっかけですね。


ーイ
そうだったんですね。

ー播社長
ベジタリアンが、マイノリティであることは事実です。とはいえ、インドでは人口の40%、イギリスや台湾などではベジタリアンは10%を超えています。


ー庄司いずみ先生(以下庄司先生)
さらにベジタリアンの中でも、ラクトベジタリアン、オリエンタルベジタリアンなど多種多様ですよね。

ーイ
日本は、島国ということもあって、他の国に比べると多種多様な食生活があるんだという認識が、低いのかもしれません。

ー播社長
そうですね。なので、我々としては食べログの、ヘルシー版のようなイメージで、Vegewelという健康志向の切り口でレストランを探せるサイトをオープンしました。

ベジウェルサイト

ー庄司先生
日本語、英語のサイトがあるので、外国の方にはありがたいサイトになりそうですね。
私に出来ることがあればなんでもおしゃってくださいね。

ー播社長
ありがとうございます。
我々は、ベジタリアンという切り口だけでは日本人のニーズをカバーしきれないということもあり、
ベジタリアン、ヴィーガン、マクロビオティック、オーガニック、ローカーボ(低糖質)、グルテンフリー、アレルギーなど、ヘルシー志向や実際アレルギーのあるお客様も、自分の望む食事を選べるように、細かくジャンル分けをしています。


ーイ
日本では、ベジタリアンのためのレストラン。という切り口だけではなかなか厳しいところがありますよね。
健康志向のお客様、美容を気にする女性の来店も考えたレシピ開発が必要ですね。

ベジウェルでは、20万店舗の飲食店を集めるのが目標!

ー播社長
日本全国に飲食店は60万店舗あるのですが、2019年には20万店舗を集め、情報を提供できるサイトにへと成長させて行きたいと思っています。もちろん集めてから、店舗へ確認作業をとっていかなくてはいけないので長い道のりですが・・・。


ーイ
そんなんですね。2019年まであと2年しかないですね!これはボランティアでもいいので、どんどんベジウェルのサイトに情報提供や協力してくださる方が増えるといいですね!

ー庄司先生
今、私たちもVマーク推進委員会の活動準備をしていて、普通のお店でもベジタリアンが食べられるものが、わかるように表示するお手伝いをして行こうと考えているところなんです。
英語に翻訳してくださる訳ですし、ベジタリアン対応可能であることを協力してくれる店舗は、ベジウェルのサイトに掲載してもらえるとうれしいですね。

健康・ヘルシー志向の日本のお客さんを満足させる味を提供するレストランを育てる

都のインバウンド向け飲食店のアドバイザーもつとめる播社長


ー播社長
我々も普通の飲食店に、ベジタリアン対応のカレーレシピを導入していただいたところです。他、銀座のホテルでも、ヘルシー志向のシニア層・女性にも食べていただけるベジタリアンメニューを開発したところです。


ーイ
インバウンド向けでなく、そういったヘルシー志向のお客様にも喜ばれるメニューという視点がいいですね!

ー庄司先生
そういう意味でも、ヘルシーだからベジタリアンメニューだから美味しくないという風には思ってほしくないんです。
野菜料理ってこんなに美味しいんだ。野菜料理でこんなに美味しい料理が出来るんだということを知ってもらうことも
私の使命として庄司いずみ ベジタブル・キッチンスタジオhttp://shoji-izumi.tokyoで料理教室を開催しています。

ーイ
そうですねー。私はベジタリアンではないですが、ヘルシー系の料理が好きですし、そういったお店によく行くのですが
たまに大豆ミートの唐揚げが美味しくなくて!!
あーこれ食べたら、「やっぱりあんまりおいしくないよね、野菜料理って、大豆ミートだって・・・」って
思われちゃうだろうなーって残念な気持ちになる時があります。

ー庄司先生
そういう意味では、私は大豆ミートの戻し方、味付けの仕方、使い方は熟知しているのでしっかり広めていくつもりです!
大豆ミートを美味しく調理するレッスンもプロの方も来ていただけるレッスンを開講する予定でいます。

ー播社長
私は、インバウンド対応のアドバイザーとしても活動していますが、レストラン側が、まだ実際にベジタリアンの方などの来店が少ないので、実感値が低いという問題点もあります。


ーイ
なるほど。だからこそ日本のヘルシー志向の方々にも美味しく食べていただくということは重要ですね。

ー播社長
旅館などで食への対応を整えることで、民泊に対して差別化要因を作ることもできます。
旅館の稼働率は40%以下。廃業数が増えているのが現状です。ですので、旅館・温泉協会などにも働きかけをしていきたいと考えています。


ーイ
なるほど〜。訪日外国人のベジタリアンメインのツアーもあっても需要がありそう・・・。
訪日外国人にとって、東京から箱根もデイトリップ可能な距離ですし、ランチ/日本の旅館で温泉ツアーなどが
あったら日本の文化に触れたい外国の方には人気がでそうですね。

ー播社長
政府が農泊をバックアップしていくので、農業関連でアグリツーリズム、グリーンツーリズムなども活性化していくと思います。

外国人に大人気の日本の寿司。ベジタリアンも食べられる野菜寿司の需要

庄司いずみ ベジウェル

食のバリアフリーは一人で作れるものではありません!皆で協力して作っていきましょう♪


ーイ
実際、日本に旅行にくる外国の方々は、日本の文化や食文化に興味を持っていて、観光だけでなく、体感、体験へと移行してきていると聞きます。実際どうなんでしょうか。

ー播社長
そうですね。寿司の体験レッスンなどは、非常に人気ですね。


ー庄司先生
私は以前、野菜寿司の作り方の英語版を出版しているのですが、もっともっと野菜寿司も世界に発信していきたいと思っています。

ー播社長
野菜寿司のレッスンなど受けたい訪日外国人の方はいらっしゃると思いますね。


ー庄司先生
ベジタリアンでなくても、外国の方は寿司が人気になったとはいえ、魚臭さが苦手な方もいます。
そういう意味でも、野菜寿司がもう少し各店舗にあったらいいっですよね。
どんな風に、野菜寿司を取り入れたらいいか、例えばベジタリアンは生臭いのもダメだったりしますから、調理器具のオペレーションも必要かもしれません。例えば簡単なことですが、野菜カット用にプラスチックのまな板と包丁を用意するとか・・・。

ーイ
なるほど。ベジタリアンだから分かる観点があるのですね。
野菜寿司自体は、日本全国にあるものですし、色も鮮やかだったりと見た目も美しいから外国の方にも喜ばれそうですね!

ー庄司先生
ベジタブルキッチンスタジオでも野菜ずしにレッスンは人気です。
先日も韓国へ野菜寿司のレッスンへ行って来たばかりです。


野菜寿司 庄司いずみ sushi

色鮮やかで野菜だけでできた寿司とは思えない!味も抜群!!



ー播社長
プロ向けの野菜寿司のレッスンなども企画できるといいかもしれませんね!


ー庄司先生
今、前向きに考えているところです!

ー播社長
とにかくも、色々と乗り越える課題はあるにしろ、それぞれ強みを生かしてお互いに協力しあえていければうれしいなと思います!


ー庄司先生
私にできることならなんでも!ぜひ、よろしくお願いいたします!

庄司いずみ 播
ということでいかがでしたか?
インバウンド向けのベジタリアン対応については、今後も追っていく予定です!
ではアディオス!

訪日外国人と日本を繋ぐ Frembassy
ベジウェルサイト

庄司いずみ ベジタブル・キッチンスタジオ
http://shoji-izumi.tokyo] 『プロのためのベジタリアンメニュー&テクニック講座』の詳細についてはこちら『プロのためのベジタリアンメニュー&テクニック講座』


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Mayumi
食のバリアフリーと一言にいってもたくさんの課題があります。でもひとつひとつ、出来ることから実践することできっとたくさんの笑顔が生まれるはず・・・。またそこにはただただ情熱を伝えるだけでなく、時流にのって上手に提案する能力も必要。
私自身もどう楽しくたくさんの人を巻き込んでいくのか・・・そんなことを考える時間となりました。

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ABOUTこの記事をかいた人

小坪 真由美

このメディアの主催者で編集長。目黒区在住。フリーペーパーの編集をしながらフードスタイリストとして有名料理研究家のアシスタントや、DVDの料理のスタイリングなども手がける。特技は野菜だけで美味しい料理を作ること。ナチュラルな暮らしを追求しながら、女性がより豊かに生きるための活動と発信をしている。