2018年8月のパリ、バカンスの時期ということもあり、人と車が少なく、少々閑散としているイメージがありました。最終日あたりに少しずつ街が復活してきた様子。なので、普段のパリとはまた異なる印象かも。移民の方も多く、以前訪れたパリより印象が少し変わっていました。パトカーやポリスを見る機会も多かったです。
ですが、フランスならではのカラー配色をみていると、新しいインスピレーションを感じることも。
そんな私がみた美しい街並みとカラーをご紹介します。
パリの色使いと組み合わせなど

ショップに入ったのはエルメスだけですが、日本の風呂敷や扇子、漆塗りへのオマージュと思わせるものがかなりありました。また、一流ブランドのショーウィンドウは、ほとんどカジュアルダウンで、メインショーウィンドウの靴は、パンプスでなくスニーカーが8割。Diorの外観はかなりポップ!

パリの石造りの重さをはねのけるようなカラー配色は、今のわたしの気分!

こうした背景は、今やインスタブームの時代だからか?背景を買いに行く時代とも言えるのかな?とも思いました。だって、その街の空気や色彩長年の歴史でしか表せないものがあるから。(とこのあと訪れたベルリンで思いました)
赤の映えるホテル。

シャガールの色彩もよく見ると、赤、黄色、緑、青の世界。タッチは柔らかなデッサンのようですが色は原色。

原色に近い色は内なるパッションに呼びかける色だなと。私は石畳と石の建築物に囲まれていたら、体の内側から原色を欲するような感覚になりました。モアパッション!
今の私にはグレーの石畳の重厚さは、重苦しく感じるみたい。

こちらのマカロンは、原色に近いはっきりとした色。ピエールマルコリーニのマカロンはあえて薄い茶ベースで提案していました。
フランスの紫ベースの展開色

紫ベースのグラデーションは、フランスは本当に巧み。

優しいカラーの表現も癒されます。

チョコレートカラーに差し色でビビットな色を使うのもフランスの得意なカラーコーディネート!国によってことなる色彩感覚に触れるのは本当に面白い!
ビジューな輝きとカラーと線の組み合わせ

また、バラ屋さんのbijouな光を合わせたコーディネート。

まるで木漏れ日のよう。

ビジューな光に、カラフルなカラーを合わせたり、



ラインと光の表現は、この時計台のようにシルエットが美しい。

ラインが細かくなると、レースのような繊細さも表現

オルセー美術館のは、元の駅構内を活かしていてすてきでした。
マットなカラーにポップなイラスト広告

ちょっとした広告は、だいたいアイコン同士の距離感に間合いがある描き方が多い様子。

余白を感じるデザイン。

こちらはマレ地区なので、ゲイの方も多いのでカラフルで楽しげでしたがよりその印象が色濃くなった気がしました。20代の時に訪れた淡い憧れでみたパリとまた異なる印象を感じたパリでした。
ちなみに、カフェの椅子の網目はお店によってカラーがさまざま!私の好きなエメラルドグリーンを使った椅子もありました。

この型のタイプは、カフェのスタンダードですね!

ということで!私の感じたパリの色、形、ラインでした!
パリのグルテンフリー&ベジタリアン事情2018
パリの日本食事情2018
オヴァア!
[voice icon=”http://ureshi-gohan.com/wp-content/uploads/2017/06/3-ureshi-2016.jpg” name=”Mayumi” type=”r”] 私が10年以上前に訪れた時よりも、残念ながら少し街が埃っぽくなったというか、治安が悪くなったとように感じました。そして石畳の街並みが少し重苦しく感じるような、地下鉄のホームも工事中が多くparis自体もオリンピックに向けて変わろうとしている・・・そんな印象を受けましたよ。それでも毎日を楽しむウィットに飛んだ会話は、健在してました!
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