身近にいけばなの美を!新感覚「いけばなアートフラワー® 」を提案するあーかんび

日本の精神は、道(どう)のみちに宿る。
柔道、武道、剣道、茶道、花道。
道ですから終わりはありません。精神と共にずっと磨かれるものです。

そこには気づきがあり、学びがあり、魂を磨き続ける精神が生き続けます。

日本の文化は形にあらず。「間」であり「流れ」の中に魂が宿ります。
いけばなもまた、さまざまな流派がありますが、生きとしいける花を、自然から一度切り離し新しい生命を吹き込む行為です。

本来のいけばなは、もちろん生命ある自然の花を使うのが本来です。でもなかなか普段花を飾ることができない方も楽しめる本物のような造花で、いけばなが楽しめたら・・・そんな発想から生まれたものがこちら。

手間いらずで、枯れない便利なアートフラワー(造花)と、日本の伝統芸術である活け花を、 同時に身近に楽しんでいただけるよう、アートフラワーと活け花を融合させた「いけばなアートフラワー®」の生みの親“Akanbi(あーかんび)(※以下あーかんび)”のフラワーデザイナー寺井宏美さんにお話を伺いました。


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アートフラワーで新しい提案・日本の芸術美を感じるきっかけに

こちらも生花ではなくアートフラワー(造花)で作られています

インタビュアー(以下イ):まず単刀直入に質問です。なぜ、いけばなをアートフラワー(造花)で表現しようと思ったのですか?

寺井宏美さん(以下宏美さん):私自身も、今も尊敬する師匠について生け花を学んでいますが、前提として本物のいけばなを、アートフラワーで表現することは不可能であるということは私も重々承知してるんです。けれども、そのいけばなを楽しみたくても、普段楽しめないというニーズがあるのではないかと思ったのです。

イ:確かに、特に忙しい現代では、花を飾りたくても飾る暇がない。華やかな空間を作りたいけれどそれができないという方がいらっしゃると思います。特に日本の文化でもあるいけばなも、なかなか普段取り入れたくても取り入れられない方もいらっしゃいますよね。

宏美さん:そうですね。今までフラワーアレンジメントを、販売サイトからご注文いただき、販売してきました。衛生面で飾ることのできない病院ですとか、クリニックの受付、オフィスのエントランスなど、大きなデザインを得意としているので、オーダーメイドでも承ることも多いです。

この芍薬もアートフラワー(造花)。とても華やかです!

イ:オーダーメイドはやはりうれしいですね。


宏美さん:もちろん一般的なお宅以外の注文も承ってきましたが、床の間に飾れるアートフラワーが希望されるお客様もいらしたこともあり、他ではないサービスを提案したいと思ったのもきっかけです。


イ:なるほど。確かに今まで“いけばなアートフラワー®”というジャンルは、見たことがありません。サイトを拝見すると本当にさまざまなデザインが紹介されていますね。

宏美さん:ありがとうございます。私は実はアメリカの大学で学んでいる時に、在米日本大使館で文化広報部でインター生として働いていた時があったんです。その時、ホールの壇上で生け花のデモンストレーションがあり、見学者のみなさんが、興味深そうに見ていたことを覚えています。そんな経験の中にも日本人の伝統文化に対する淡い優越感というか、伝統文化に対する興味をもっていて、何か日本の伝統的な生け花を通して、日本の美を伝えていきたいという気持ちがあったのかもしれません。

イ:そうだったんですね。潜在意識の中にというか、日本の美というものを海外に発信していきたいというのもあったのかもしれませんね。フラワーアレンジメントのアートフラワーを提供しながら、それが少しずつ顕在化していったというか・・・

宏美さん:そうかもしれません。おかげさまで、一つ一つのお客様との交流の中でこれだけの作品が生まれていきました。どれも思い出深いものばかりです。先日も、愛犬を忍ぶお仏壇に添えるお花をアレンジしていただきたいとご依頼いただき、私も愛犬がいることもあり、そんな想いに添いながらお作りすることもあります。

イ:素敵ですね。単純に綺麗な作品を作るということだけでなく、そこにある想いに沿った作品を作られているのですね。商品ではなく、一つ一つがかけがえのない作品ですね。

宏美さん:そういっていただけると嬉しいです。どのオーダーもその方にとって大切に飾られるものなので、多くの作品をお作りすることはできませんが、一つ一つ丁寧に対応させていただいています。

本物のようなクオリティ高い造花を使用するこだわり

まるで本物のようなクオリティ。近くでじっくりみてもわからないことも。

イ:先日も作品をみせていただきましたが、本当に肌触りまで本物のような作品も多いですよね。

宏美さん:そうですね。あーかんびの独自基準による選定をして、アートフラワーの品質にはこだわっています。「先日の展示会では、実際に香りを嗅いで確かめる方々もいらっしゃったほどです。あとは人工樹脂の水を使用しているのですが、皆本物と間違ってしまう方もいらっしゃいます。

水のように見えるのは、人工樹脂とのこと。傾けてもこぼれないので安心

イ:本当に、水のように煌めいているので、お客様が本物の水と間違えるのもうなずけます。お手入れは必要なのですか?

宏美さん:ほとんどお手入れは不要です。ホコリを払っていただければ、10年以上飾ってもほとんど劣化ないです。ですが、お客様の中には、定期的に注文して、季節の花を取り入れ楽しんでくださっている方もいます。

注意※実際に10年ほど飾ったても、ホコリは払う必要がありますが特に変わらないとのこと。窓際などにおいて直射日光に当て続けるとやや色あせたり、油料理をする場所の近くに飾っておくと汚れることはあります。ヘビースモーカーがいれば壁にヤニが付くのと同じように汚れます。普通の環境なら10年以上でもほぼ変わりないとのこと。

Akanbi(あーかんび)の「いけばなアートフラワー®」の魅力


イ:そして、本題の「いけばなアートフラワー®」ですが、どんな特徴がありますか?いけばなといっても、とても華やかな印象を受けます。

宏美さん:私はモダンニューヨークスタイルのような空間が好きなのですが、あーかんびの商品は、そんなシックな空間にも映える作品であることを基準にしています。

ニューヨークモダンのイメージはこんな感じ

イ:なるほどー確かに、あーかんびの作品は、洋花のアレンジでも、このいけばなアートフラワーでも、ニューヨークモダンスタイルにも合う!

こちらはゲストハウスの和室の床の間

宏美さん:もちろん和室の床の間に飾る花としてご注文をいただくことも多いですが、特に都心では、なかなか和室のないお宅も多いかと思います。だからこそ和だけでなく、リビングに飾ったとしてもしっくりと馴染むようなデザインをこころがけているんです。それと、いわゆる洋の作品に比べると、花材の量は少なのですよ。だからこそ、枝ぶりだとか葉のつき方、造花であってもそういった繊細な部分に留意し作品を仕上げています。

いけばなアートフラワーが、宿泊者を和ませてくれる

イ:自然界の花ではないといっても、造花も一つひとつ花の表情や形が異なるわけですね。そう考えると、朽ちていくということはないけれど、「いけばなアートフラワー®」の中には、一期一会の精神が宿っているのですね。海外の方にも喜ばれそうです!!

宏美さん:
いずれ海外の方にも楽しんでいただきたいという思いもあり、今後も色々と発信を増やしていきたいと考えているところです。


イ:いけばなを造花でというのは、ある意味タブーだとは思うのですが、でもそこに新しい活路があり革命的な提案ですよね。

宏美さん:いけばなに対するリスペクトは、今後も変わりません。それでも、花を愛でる楽しさ、空間が華やかになって癒される作品を提供できれば、これほど嬉しいことはありません。手間いらずで、枯れない便利なアートフラワー(造花)と、日本の伝統芸術である活け花を、 同時に身近に楽しんでいただけるよう、アートフラワーと活け花を融合させた「いけばなアートフラワー®」を今後も広められたらと思っています。

イ:素敵です!旅館やホテルなどでも、作品として飾られたら素敵です。アートとして私は大きな作品に今後も挑戦していただきたい気持ちでいっぱいです!どんなにいけばなが素晴らしくても、それに触れる機会がおおければ多いほど、日本の伝統美を感じて興味を持ってくださる機会が増えますしね。今後も応援しています!
今日はありがとうございました!

Akanbi(あーかんび)主宰 寺井宏美プロフィール

◆アートフラワーデザイナー
◆フラワー ラッピング コーディネーター
米国大学卒業後、日本・外資企業での勤務を経て2012年よりアートフラワーショップを主宰。
「フェイク」「チープ」などの造花に対して抱いていたネガティブイメージが、生花と見間違えるほどのハイクオリティなアートフラワーに出合い払拭されたことがきっかけ。
現在は花の手入れが苦手、時間的に余裕がないという人たちも、毎日の暮らしの中で気軽に花が楽しめるよう、アートフラワーの認知度向上と普及に向けて東京を拠点に活動中。
アートフラワーを通して、少しでも多くの人たちに、日本のいけばなをもっと身近に楽しんでもらいたい、という想いから、 “生け花”と“アートフラワー”(造花)を融合させたアレンジメント、「いけばなアートフラワー®」をプロデュース。今後は、国内外に向けて「いけばなアートフラワー」について発信をしながら、アートフラワーを広く普及させていくことを目指している。

Akanbi(あーかんび)のサイトはこちら(いけばなアートフラワー®)

Akanbi(あーかんび)問い合わせ先はこちら

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[voice icon=”http://ureshi-gohan.com/wp-content/uploads/2017/06/3-ureshi-2016.jpg” name=”Mayumi” type=”r”] アートフラワー(造花)だとしても、人が命を吹き込み形にしたものには、エネルギーが生まれるのだと思います。だからこそ、あーかんびの作品は、空間にかざるとぐっとおしゃれに、華やかになるのです。フラワーブーケや、お祝いの花、そしてオフィスなど、Akanbi(あーかんび)のセンスでぐっとおしゃれにしてくれるので、気になる方はぜひ相談してみだくさいね!
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ではアディオス!

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