世界初!Kバレエカンパニーマダムバタフライ!中村祥子さん宮尾俊太郎さん最高!

ART

いやぁ〜マダムバタフライ、熊川哲也さん天才やー

中村祥子さんの表現力にも脱帽・・・

そして宮尾俊太郎さんの女性を美しく引き立てる包容力のある演技

涙涙!最後会場は感動に包まれました!




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最初の君が代で泣く人はわたしだけじゃないか



幕が上がり、マダムバタフライの紗幕、

洋のマダムバタフライと和の蝶々夫人が重なり合う、ヤヌスの鏡的象徴的なデザイン。

まさか、君が代オーケストラから始まると思わず、これから始まる悲劇の予兆に涙がこぼれてしまった。

もの悲しさを漂わせる君が代。

プロローグの後に一気に盛大なアメリカ国歌が流れる。なびく旗が、そのときのアメリカの勢いを感じさせる。

ピンカートン演じる宮尾俊太郎さんの、アメリカの婚約者ケイトを包み込む包容力ある演技、美しく女性がみえるエスコート力は本当にピカイチ。

そして、ダイナミックな踊りもみれて大満足!

和の衣装がすごい。



今回の熊川哲也さんのチャレンジは、本当にすごい。正直、ドレスがバレエでどのようになびくかは、容易に想像できる。バレエでなくとも誰もがみたことがある。

しかし、着物でバレエを踊るとどうなるのか?それは未知の世界である。がしかし!優美で和の要素をしっかりと残した踊り、それをサポートしているのは紛れもなく衣装だ。

あの振袖部分がゆらりとゆれる、遊郭のシーンは実際のマダムバタフライにはないのだが、日本のオリエンタルな未知なる魅惑なる世界といった世界観が、舞台演出の光ならびに、衣装で表現されていた。

また花魁独特の歩き方まで、バレエで実にうまく表現されていて、うなった。

いやーすごい!!

黒子を使った象徴的なシーンも実に見事だったー!

少女のような恥じらいが伝わる中村祥子さんの演技



トークショーの時中村祥子さんのお話にぐっと涙がでそうになった。

かつてカルメンをみたときなど、力強く妖艶さ、激しさがほとばしっていたのだけれど、身長もある中村祥子さんがどのように演じるのか、と思っていたら

もう純なぴゅあぴゅあな儚い少女であった。その恥じらいと、つい惹かれてしまうピンカートン演じる宮尾俊太郎さん。言葉のないバレエは音楽、衣装、舞台演出、表情すべてで語っていく。

(これから第2幕に)

覚悟、そしてそこに確かに愛はあった。


2幕、蝶々夫人の嫁入り、ピンカートンと生きていくという覚悟と、これから起きるだろう予兆を黒子がうまく表現していて、闇の表現がさすがだなぁと思った!!あの発想がさらに場転の場を増やしていた。あんなにも1つの舞台を変幻させられるの!?

そしてピンカートン演じる宮尾俊太郎さんと、蝶々夫人の愛の舞!

うん、ここに愛はあった。

愛はある。あった!

心の中で何度も繰り返す。

そう感じさせる柔らかく愛包まれるような二人の踊りにうっとりし、安心して幕を閉じた。

泣くしかない。無駄が全てそぎ落とされた振り付け


そして、最後のシーン。

息子をピンカートンと本妻ケイトに渡すことを決意し、決してもう交わることのない蝶々夫人とピンカートンの踊りは決して派手ではなく、むしろ極限まで削られた舞だった。

ここに、わたしは熊川哲也さんが作った日本らしさを感じられた。

シンプルだからこそ、痛み悲しみ覚悟愛が染み渡るような踊り、そして、最後に死を覚悟して、自分の愛を貫くシーンは、中村祥子さんの輪郭が神々しく光輝き、クレオパトラのような風格と力強さを感じた。

生き様の表現。

今回演じたバレエダンサーで、お子さんがいらっしゃる唯一の蝶々夫人だった中村祥子さん。

もう、辛すぎて辛すぎて、わたしもちろん号泣!

中村祥子さんの美しさ、洗練された美、舞に、本当にブラボーだった!


それを引き立てる宮尾俊太郎さん。今夜は振付助手として舞台を外側からも観た立場で演じられるということをおっしゃっていただけあって、素晴らしかった!!

とにかく稚拙な表現で舞台の流れについて説明なくて申し訳ないですが、ぜひ観て観てください!!

この蝶々夫人の世界をバレエで表現し、舞台として作り上げた熊川哲也さんおよび、関わる全ての方々にありがとうと申し上げたい!!

そして、こんな素晴らしい舞台を観るきっかけをつくってくださった宮尾俊太郎さんありがとうございます!!

日本は芸術が育ちにくい環境だと思う。その中で熊川哲也さんおよびKバレエカンパニーの皆様がこの20年間で作り上げてきた一片に触れることができたことに、心から感謝申し上げたい!!

そしてずっと支え続けてきた観客の方々あってこその舞台のクリエーション!!日本は大丈夫!そう感じさせてくれました!

あー、また観たい!!



今回は最後が写真オーケーだったのです。

これからの時代、AIが私たちの代わりに沢山の仕事をしてくれる世の中になるでしょう。

これから私たちに残されたものは?

心動かし、心動かされることのみでしょう?

体感、であり、熱量であり、生の空間の体験だと思う!

音楽や舞は心動かす原点でしょう!だからこそ、わたしは突き動かされるのです!

いやーまじ熊川哲也さん天才!!


アディオス!!

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