世界を広げた白ウサギの話〜自分のテリトリーから出る〜

自分のブレーキを外すとは、

ブロックとか枠とか思い込みとは、結局自分が作ったテリトリーだ!

ということに今朝気がつき物語風にしてみました。

ではどうぞ。




Sponsored link

世界を広げた白うさぎの話


その白うさぎは、臆病者で、家からでるのも怖かった。

だって外には何があるかわからないから、雨の音に恐れ、太陽の光に恐れ、いつも家の中でびくびくして過ごしていた。

白ウサギはずっとひとりぼっちで、でも干し草があったのでそれを食べて飢えをしのいでいた。

その干し草をなるべく減らさないように、体を動かさすわ、消耗しないように大切に食べていたけれど

ついに草がなくなってしまった・・・。


でも、とにかくお腹がすいて、仕方がなくて・・・家の中には大好きな草もなくて、外へ出ることにした。

最初は恐る恐るでた。でも足にふれる草の感触が冷たくて心地よい。

それに、新鮮な草はいままで干し草しか食べてこなかった彼にとって最高においしいごはんだった。

白うさぎは夢中で草を食べた。案外、家のまわりは安全だった。

なぜなら柵があったから、誰かが侵入してくることもなかった。

でも、あの柵の向こうはどうなってるんだろう・・・ここに生えている草とは違うみたいだ。どんな味がするんだろう。

興味がわいた。でも怖いな・・・外はどんな危険が待ち受けているか分からないから。


でも、白うさぎは思い切って、その外に出てみた。

すると、体がヤギの体に変わっていた。そして草を食べる量も増えて、動き回る広さも白うさぎの体のときよりもずっと広くなった!!

ああなんて楽しいんだ。木の枝に登って遠くを見渡すことができる。それにここにも枠があるから、この中にいれば、大丈夫だ。

この柵もあるし、ここをでなければ大丈夫。

だけど、まだ先に世界があるみたいだ・・・だけど、ここで十分満足だし、楽しいし、家の中で干し草を食べて天気さえも怖がっていた頃よりも、ずっと僕は広い世界を知っているから満足しよう。でもな・・・


白ヤギになった白ウサギはこう思った。

怖いけど・・・もっと先にいったらどんな世界は広がってるんだろう。

それで、さらに柵を超えて遠くへ出かけることを決心した。


するとどうだろう。体は凛々しい馬に変わっていた。もっともっと早く走れる。そして風を感じた。

ああなんて清々しいんだ。

そしていままで気にもとめていなかった、木になった林檎をみつけた。

ああ、甘くておいしい!

でも、一度オオカミに襲われそうになった。だけどその時に助けてくれた馬と友達になれた。

あのときはどうなるかと思ったけど、悲鳴をあげてよかった。こうして、新しい友達ができたんだ!

だから、なにも後悔していない。

それに何より思い切り走った時に体全身で、この風を感じられる馬になれてよかった!!

そう思った。もう白ウサギには戻れない。

でも、馬になった白ウサギは、川の存在を知らなかった。

あのキラキラひかる水・・・飲んだら美味しい・・・

だけど、早く流れるあの川はおそろしい。とてもじゃないけど近づけない・・・そう思った。

もし足を取られたらどうしよう・・・もし何かに襲われたらどうしよう。

でも・・・あの川の向こうにいったら何があるんだろう。川の向こうがここからではちっとも見えない。

怖いよ・・・。今まで超えてきたけれど、今回ばかりは怖い・・・体が震えた。


僕はいまだって十分満ちてる。だけど、あの先には何があるんだろうか・・・

ああもう僕は自分の気持ちには嘘はつけない。

怖さとともに日毎にその先が気になって仕方がない。

ある時川には橋がかかってることに気がついた。

もしも、川におちて死んでしまっても、もういい・・・向こうが崖になっていて、落ちてもいい。

そう覚悟をしたら、急にらくになった。

馬になった白ウサギはそう思った。

よし飛んでみよう!!!

よし、助走をつけて、いってみよう!!

それ!!!!

馬は走りながら目をつぶった!!!思いっきりジャンプした!!!

すると馬は、


空を飛んでいた・・・・

「なんと!!!」

いままでみた世界は、はるか彼方下の方にみえている!!!

「わお!!すごい!空を飛んでる!!!」

臆病者の白ウサギは、ひとつひとつ柵を超えて行って、そしてついには空を飛んだ。

そして知らぬ間に体は白い鳥となって、虹のほうへとふらりと飛んで行った。

そしてさまざまな土地の果物のタネを運んで、世界中が緑豊かな大地になっていきました。


そんな世界を広げた白ウサギの話。

あなたにとって柵はなに?

あなたにとって、水はなに?

あなたにとって、りんごは何?

アディオス!!!!


最新情報をチェックしよう!