夕方。
氏と電話で話し、改めて自分の役割を認識し切ったあと、
プールに行きたくなり、すぐさま向かった。
世は夏休み、子どもがいるプール、うーんいやだな。ただシンプルに泳ぎたい私は極力人は、いないほうがいい。
んがしかし、もういてもいい!!とにかく泳ぎたいからいく!とすぐさま出かけた。
いったら!!うそー!!
夏の最中に貸し切りプール!!

なんと、水着に着替えてプールにいったら、なんと!!
広いプールにひとっこひとりいない。
静まり返っている。
え?間違って入っちゃったんじゃないの?
そう思った。
わたし、実は誰もいないプールが、もう大好物!!
喜びで震えるっ!
ちょうど人がひいた瞬間だった模様。
衝動のタイミングって本当に人智を越えるよね。
誰もいないプールには、
誰かが作り出した水の波紋が一切ないのだ。
そこに入る。そして、自らの動くことで波紋が生まれる。
水の動きが始まる。流れができる。
この瞬間が、たまらないのだ。

水と水のあいだに手を滑り込ませて、水と一体になる。
自分が作り出した水のかたまりの間をすり抜ける。

まるでプールの中に、水のかたまりが、ぷるりんと生まれるような感覚。
シルクとシルクのあいだをすり抜けるような心地よさ。
水が後ろへと動いていく。
や、や、やばい。
し、し、至福。
気持ちがいい〜
最高!!!
15分程、誰も来なかった。
その間、水の全てがわたしのもの。水の波紋も全てわたしが作ったものだけ。あー極楽じゃ〜
そうして、人魚かイルカになったような気持ちになって泳ぐのだ。
いったら1キロ泳ぐ。
水とわたしのあいだに境界線がなくなる。
肌を水が柔らかに通り抜けていく。
ちなみに
泳ぎが下手なひとは、無駄な動きが多く不要な波紋やしぶきがすごい。切り裂くように泳ぐからだ。
いやな波紋がすんごい迷惑。正直萎える。
逆にうまい人は、まるで水の中をすり抜けるように泳ぐ。
生み出す波紋も私の泳ぎを邪魔しない。
つまり、水の抵抗を極力無くしたような泳ぎ方ということ。水と仲良しになって泳いでるの。
そして、みていても美しい。
あなたも日々の中でどのような波紋を生み出しているのか、それを自覚するとよい。
あなたが動くことで、水の波紋ができるように、見えない波を生み出してしているのだ。
そこに、無理があると、波紋は美しく広がらない。
力を抜いてかつ、その瞬間と一体になるんだ。
そのあとジャグジーでリラックスして帰宅。
至福だった。
こうして自分の衝動にしたがうとギフトがある。
確信とともに、泳ぎに行ったため、これが逆にメッセージのように感じられた。
つまり、わたしは、
波を作るものの立ち位置なんだ。
これからどのような世界になってゆくか、
これから何を指針にしていく時代がくるのか
最初に波を起こすもの。
誰もがそうである。
ただ役割がある。
私は波を作るもの。
そう感じずにはいられないギフトタイムだった。