今回の旅の目的は、ボイストレーニング
京都大原の自然は、わたしには優しかった。
サポートしてくださった相川先生は終始優しかった。
自然と一体になり、わたしの存在は小さくかつ、ピュアなわたしだった。
導いてくださる方がいるからこそ

京都の自然。大原は、大祓。癒し。

説明は下記

先生がこの地で、一年学んだ天台声明を、ともにならって声をだす。

なんと、気持ちがいいのだ。和音と和音が重なり倍音が。包まれているのを感じる。優しい。

唄い終わった時、わたしの心臓はドキドキと音を立てていた。その和音と滝の音が一体になりわたしの周りを包んでいた。
なんて、気持ちがいいんだ。音をあわせる。しかも先生のサポートが心地よい。

説明、読みたい人は読んでくだされ。

ふむふむ。

唄で悟った方がいたとは。しかも当時の天皇が、唄がうまいお坊さまがいると、直々に習ったというではないか!それ、ボイトレやん!

このあとさらにさらに奥へといったのですが、わたし妖精になっちゃったみたい。
声を肚の底から出し切った時、わたしの体は一気に力を失い、ふらふらした。そして眠気がきて体の力が抜けてきた。
大地が清き水が、助けてくれた。
水が、風が、光が、苔が、わたしを味方してくれて、そして包んでくれて、一体になったのを感じた。
水の波紋の輝きが、わたしの目を癒し、清らかな水がわたしの身体を潤し、岩に生えた苔たちがわたしの身体を優しく包み込む。
清水に頭をつけたとき、天地が逆になりながらわたしは、岩肌を見ていた。光を反射した清き水の輝きが、苔たちにこだまし、雫が光輝いている。
輝く喜びを教えてくれた。リアルジブリ。自然の声が聴こえてくる。そう、アナスタシアになった瞬間があった。
美しい。
そして鳥とともに歌をうたった。バッハグノーのアヴェマリア。先生の声が美しい。なんと幸せで豊かな贅沢な時間なのだ。この美しいひと時をわたしは忘れない。
生きる歓び。
声とはなんと、素晴らしいのだろう。
登り途中からの

下り中

忍者!!!
いま、清塚信也さんの曲を聴きながら書いているのだけど、清くて、美しくて、なんだか泣けてくる。
ピュアるわぁ〜
京都大原の初夏。心癒されること間違いない場所である。
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