昨年1月、スリランカへアーユルヴェーダを受けに行った。
その頃、ちょうど新しい財布がほしくて探していた。
友人のアドバイスにより、白かベージュでラウンジ型でない長財布でよいものを探していた。あちこち回ってもなかったが、たまたま成田空港の免税店で、CHANELに立ち寄ったら、「ありますよ」店員さんが、ふわりとその財布を出してきた。
目次
初CHANEL
CHANEL。女性を解放したブランド。実際にコルセットを装着しない洋服は、女性の自由の象徴となった。
ココシャネル。
その精神を受け継ぐブランド。
免税店でスタッフさんがそれをみせてくれた時
胸のあたりが、ふわっと膨らんだ!ときめいた。
搭乗まで時間がなく迷う余裕がない。予算オーバー、限定のタイプ。CHANELは予定外!意外。
でも、今決めるしかない!そうやって私の手元にやってきてから約1年と数ヶ月気に入って使っていた。
しかし、数日前に、ふと全くときめいていないことに気がついた。
ありがとう!お財布さん。お役目終了

原因はよごれ。白であることもあり、カバンの内布が色移りして、悲しい感じに、、。
今朝に至っては、持ちたくない。
という感情まで沸いてきた。
箱やらすべてを一式まとめて財布からお金も出した。お金は裸でもいいやと思った。わたし男前!
たしか可愛い金色の封筒があったはず!と、がさごそしていたら、以前勤めていた社長からいただいた茶色い皮の長財布があるのを思い出した。中は黄色でマチがないタイプ。男性もの。
まだこっちのほうが、断然萌えるわ!ひとまず、こちらにお金を入れ替えた。
こちらのほうが、今はムフフってなる。そこで、気がついた。
もしかしたらCHANELを購入しなくても、一年数ヶ月前、この財布でも充分テンション上がってたのでは?
人の意見を採用して、私は自分を一番上においていなかったことに!!この時気がついた!
三日間のシロダーラを受けている

実は今シロダーラを三日間受けていて、本日2日目。
シロダーラを受けながら、頭の中からさまざまな思考が流れてきていた。

〜〜〜
昨日行ったクリムト展が素晴らしく、クリムトが保守派からウィーン分離派を立ち上げて描いた絵のメッセージ性に共感した。裸の女性が鏡を持ち、足元に蛇を絡ませた絵画だ(行って作品みつけてね)
真の芸術を目指し、大衆に迎合しない芸術家の態度を象徴的に現す絵画。と説明書きがあった。
大衆に迎合しない。
まさに、今の私だと思った!
そう思い1900年代のウィーンにいるクリムトのエネルギーを感じた。
〜〜〜

私が一番観たかったクリムトの接吻はウィーンにある。
ならば、観に行きどうしてあの絵に感化されたのか、本物を観て感じてみたい。
そう、ふと思った。あの絵を模写した時なぜそこまで惹かれたのか、本物をみて感じてみたい。
そう思った瞬間、涙が出てきた。
魂の望みが、急に溢れてくる
魂を穢す選択はしたくない!
私がむき出しの裸の魂で生きたがってる!
涙が止まらくなった。
そうだ、私は生きたかったんだ。
穢れなく
私の魂に従って!
自分の魂の叫びのままに。
涙が溢れて、すこし嗚咽していた。
シロダーラが終わった。
今やりたいことが駆け巡ると同時に、いま感じた魂の叫びをまだ誰にも言いたくなかった。
あまりにも美しかったから、言葉にすることさえも純度を下げるような気さえした。これは私の魂の叫び。宝物をむやみに外に出したくなかった。
シロダーラを受けた後、お礼もそこそこに新宿の街に飛び出した。
とにかく財布を手放したい!
外へ出た。
財布をもう一刻も手放したい。
ふと目の前に現れたブランド買取店にはいり、査定していただく。知り合いの誰かに差し上げたかったが、汚れもあるし気がひける。買い取っていただき知らない他の誰かに使っていただけるならありがたい。
5000円だった。
わたしは財布に手を合わせた。
たくさんのことを気づかせてくれた財布さんに、感謝の気持ちが溢れた。
私が私を大切にするための学びをくれた。この財布を選ぶ際、本当に迷って探して、信頼できる共に相談したり一緒に出かけてお見立てしてもらったりしたが、それって自分の人生の縮図。正解を探そうとする癖!
確か免税店で14万くらいだったはず。気づきのための勉強代だったと心から思えて、お財布さんに合掌した。ありがとう!
次は銀座に行きたいというので、銀座へ移動した。
銀座GUCCIで煌めく新作の財布
シロダーラを受けている時、とある方の誕生日プレゼントで、万年筆を差し上げたくなった!
新国立美術館の展示が呼んでいるが、ひとまず心は銀座といってるので向かう。
雑念で頭の中は、ゆらゆらと行き来していたが、ひとまず銀座をおり、ITOYAへと向かっていた。
ん?
通り過ぎようとしたら、萌えすぎるものが、目に入る。

んんん?びびびび!

なにこの可愛さ!ももも萌きゅん!!!!
手に触れる。しかし、白。また汚れる。しかも皮じゃなくて布。白で痛い目にあったばかりじゃないか君。
さらに、バッグになる仕掛けでゴールドのチェーン。
財布にチェーン。うーん、いかがなものか。素直に店員さんにもいう。笑。
GUCCIでイベントがあるとかで、招待状をいただきつつ、じゃあその時に買ってしまうかも!?などいいながら店を後にした。
ん?
自分、純度をあげるのでは?
なぜこんなにときめいた私の心を無視しようとするのだ?
あとなどない。今しかない。
私は翻り、お店に戻った。

買った。箱まで可愛すぎる!

自分の魂の喜びを無視したくない。先日ときめいた万年筆を購入しようと10万円おろしたところだった。
そう、今はなぜか、10万ある。
もはや、この財布と出会うために万年筆を買いたいと閃いたのか?否か。その可能性はある。閃きはシャボン玉のように掴み所がない。

(炭酸水とチョコレートが出てきた。お腹好きすぎてふらふらだったから、わしゃわしゃ食べる。最近心に従って生きていると忙しくて食べる暇がないのだ)
私の心は晴れやかだった!私の瞬間の喜びをキャッチしたから!
結局、ブランドだろうと無かろうと、心が本当にときめくものを使うこと。それが、開運の秘訣。誰がなんと言おうと、あなたのときめきを信じよ!!それが開運財布。
今日の私はシロダーラ後、魂が光り輝いていた。その私がびびっときているものが、私を高みに導かないはずはない。
聞いたところ、この財布、銀座が昨日初お目見え、今日から全店で店頭ディスプレイ開始した新作だったそうだ。しかも、この財布を銀座で購入した人はお初とのこと。ふふ。こういう情報オセロの角をとった気分。
昨日もそうだが、新作を気がつくと手にとっている。光って見えるから。
定番だったらあとで売れるとか、白で汚れるとか、未来のことなどどうでもよい!いまこの瞬間に従う、ただそれだけ!
天下の銀座ITOYAでも魂の純度を下げない。
私はITOYAがスキ。
なぜなら、プロフェッショナルがいるから。
今日は、プレゼントと自分がこの前萌えた万年筆を買おうかな?どうしようかな?とお取り置きを確認にいった。

箱に入れて用意してくださっていた!やっぱり可愛いー!でも、先程唐突に財布を購入してしまい手持ちがない。カードを切る勇気が今日はない。それと、もうすこし色彩がビビットだったらいいかも、、なんて思いつつ、ときめき感度がはっきりしなかったので、またまた取り置きのままにさせてもらった。
これも、いま、この瞬間の私の正直な気持ちだった。(いま見るとやっぱり可愛いな)
次、プレゼント万年筆。

ちょーいい色を見つけた!絶対ブルーがいいと思って、でもお持ちのアイテムのブルーはすこし淡かったので、その微妙なニュアンスがあってるか気になり、一応この色に萌えるか写メを送り確認した。
「萌え」ときた。よし!!
さらにきゅんとした便箋と封筒も合わせた。

た、た、たまらん!この合わせ、私のテンションもルンルンだ!
しかし、プレゼントのITOYA包み紙がイマイチで世界観をいきなり崩してくる。ドラクエ的に急に敵が現れた感じ。純度を100パーセントで生きる、裸の魂で生きると決めたわたしには、これは許せない、、すると8階にラッピングアドバイザーがいるというではないか。さすがイトーヤ!
しかし、箱にいれてもいまいち、が、超ときめくペーパーを見つけた!これと合わせてうまくトッピングしたら、渡す瞬間のときめき、開いた時の喜び、私自身がコーディネートしたいバランスが完璧になる!
イエス!!魂純度100パーセント! ゲーム攻略!
ラッピングまで頼もうとしたが、一時間も待つという。戻ってくる体力がない。私の体がエネルギー切れで何も考えられない。また頭かじられたアンパマン状態。とりあえずステキなペーパーを購入し、どう包むといいかアドバイスだけいただき後にした。
(帰宅してどうやったら、プレゼントを広げた時にイメージ通りの色彩が伝わるか考えながら包んだ。自分天才かと思った仕上がりに)
余談2 銀座にあるのだ。大戸屋ごはん
極限までお腹がすいた場合、私はゆっくり丁寧な食事より間違いないものを、スピーディに出してもらいたい。なぜなら次々閃くことにアクションを起こしたいから時間が足りない!笑。そばが食べたい!が、GUCCIのスタッフが教えてくれた蕎麦屋はピンと来なかった。
しかし、安心だ。みなさん知ってました?銀座四丁目に大戸屋あるんです。うふ。地価高い大戸屋!なのに同じ価格ってすごい!

シロダーラで頭の血液が循環するからか、とにかく身体ほてる。そばが食べたい!アンドネバネバ丼!

満たされたら眠くなり、体内会議により強制睡眠へ誘われそう。よって、新国立美術館は明日にすることにする。

今朝友達が写メを送ってくれて、鳥肌がたったのだ。友人と同じく、呼ばれた気がしてぞわぞわと。
毎日毎瞬自分が何を求めてるか、それに従っていると毎日がとにかく忙しくすぎていく。
しかし。清々しさと、ときめきに満ちた毎瞬ほど幸せなことはない。
泣いたり感動したり笑ったり忙しい1日だった。引っ越しはせまるが、部屋はカオスのまま過ぎていく。
寝ます!
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